地味だけど超重要!暮らしの質を変える「照明・コンセント計画」
間取りやキッチン選びに全力を注ぎ、ホッと一息つく頃にやってくるのが「照明とコンセント」の打ち合わせです。 「どこにでもあればいいのでは?」と思われがちですが、実は家づくりの後悔ポイントとして常に上位に挙がるのがこの分野。
住み始めてから「ここにコンセントが欲しかった!」「夜、リビングが眩しすぎる……」と後悔しないためのポイントを解説します。

1. コンセントは「数」より「位置と高さ」
「多めに作っておけば安心」というのも一つの手ですが、もっと大切なのは「そこで何をするか」から逆算した配置です。
- キッチン周り: 炊飯器やレンジだけでなく、手元で使うハンドミキサーやスマホの充電用も忘れずに。
- 掃除機用: 最近はロボット掃除機の「基地」や、コードレス掃除機の収納内での充電用コンセントが必須です。
- 高さの工夫: 通常は床から25cm程度ですが、デスクの上や、腰をかがめずに済む位置など、用途に合わせた高さ設定が快適さを生みます。
2. 「一室多灯」で夜の時間を豊かに
日本の家は、天井の真ん中に大きなシーリングライトを一つ置く「一室一灯」が主流でした。しかし、リラックスしたい夜には少し眩しすぎることも。
- 集中とリラックスの切り替え: 作業する場所は明るく、くつろぐ場所は間接照明やブラケットライトで低めの位置を照らす。
- 影を作る楽しさ: あえて暗い部分を作ることで、部屋に奥行きが生まれ、ホテルのような落ち着いた空間になります。
調光(明るさを変える)や調色(光の色を変える)機能を活用するのも、30代の共働き世帯には特におすすめです。
3. 「将来の家電」を予測する
今持っている家電のことだけを考えて計画すると、数年後に困るかもしれません。
- 季節家電: 夏の扇風機、冬の加湿器。これらは「普段使わない場所」に置くことが多いので、死角になる位置にコンセントがあると便利です。
- 屋外コンセント: 庭でのBBQ、防犯カメラ、そして将来的な電気自動車(EV)の充電用など、外周りの計画も今のうちに。
まとめ:電気図面は「生活のシミュレーション図」
照明やコンセントの図面(電気図)を見るときは、その部屋で一日をどう過ごすか、朝起きてから寝るまでの動きを頭の中でシミュレーションしてみてください。
「ここにこれがあったら便利かも!」という小さな気づきが、毎日の暮らしを劇的に楽にしてくれます。
プロのワンポイントアドバイス
弊社では、お客様の家具配置や持ち込み家電をヒアリングした上で、最適な配置をご提案します。
「図面の見方がわからない」という方も、一緒にシミュレーションしながら決めていきましょう!


