後悔しがちな「収納計画」ベストプラクティス
マイホームが完成して実際に住み始めたあと、最も多くの人が「ああすればよかった」と口にするのが収納計画です。十分なスペースを作ったつもりでも、使い勝手が悪いと家の中はすぐに散らかってしまいます。
後悔しないための収納計画、3つの秘訣をまとめました。

1. 物量の把握と「動線収納」の考え方
「とりあえず大きな納戸を作れば安心」という考え方は危険です。収納の極意は、広さよりも「適材適所」にあります。
- 物量のリアルな把握: 新居に持ち込む物の量を、段ボール何箱分か、クローゼット何竿分か数値化しましょう。
- 動線収納の徹底: 「使う場所のすぐそばに、片付ける場所がある」のが理想です。例えば、玄関横にコート掛けやカバン置き場を作るだけで、リビングに荷物が放置される確率は劇的に下がります。
2. ウォークイン? ウォークスルー? どっちが正解?
人気の高い歩行型収納ですが、ライフスタイルによって向き不向きがあります。
- ウォークイン: 1カ所に大量の物を集約できる。衣替えを最小限にし、一箇所で着替えを完結させたい人。
- ウォークスルー: 通路を兼ねるため、移動のついでに物が取れる。「玄関→洗面所→寝室」など、家事動線を効率化したい人。
- 注意点: どちらも「通路」としてのスペースが必要なため、同じ面積なら壁一面のクローゼットの方が、純粋な収納量は多くなるケースもあります。
3. 「見せる」と「隠す」の正しい線引き
SNSで流行りの「見せる収納」は、おしゃれですが難易度も高めです。次の基準で線引きすると、スッキリした空間を維持できます。
- 見せる収納(2割): お気に入りの食器、表紙が綺麗な本、観葉植物など。インテリアの一部として機能し、かつ「毎日使うもの(出し入れが頻繁なもの)」に限定します。
- 隠す収納(8割): 生活感が出る日用品、ストック品、形が不揃いなもの。これらは扉付きの棚やボックスを活用し、徹底的に視界から遮ることで、部屋のノイズを減らします。
まとめ:収納は「暮らしの余白」を作るもの
収納計画のゴールは、単に物を詰め込むことではなく、「片付けを楽にして、くつろぐ時間を増やすこと」です。自分の性格(几帳面か、ざっくり派か)に合った収納スタイルを選んでください。
相談会のお知らせ
「うちの場合、どこに・何を・どれくらい収納すればいい?」と迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
家族の動きや物量に合わせて、散らかりにくい収納計画をご提案します。


